司馬遼太郎記念館

財団について

司馬遼太郎賞

開館カレンダー

休館日

開館時間:10:00~17:00
(入館受付は16:30まで)

休館日:毎週月曜(祝日の場合は開館し翌日休館)、9/1~9/10、12/28~1/4

TEL:06-6726-3860

FAX:06-6726-3856

入館料:大人500円、高・中学生300円、小学生200円(20名以上の団体は入館料が2割引)

司馬遼太郎賞とは

 作家 司馬遼太郎の活動を記念して、毎年1回、文芸、学芸、ジャーナリズムの広い分野のなかから、創造性にあふれ、さらなる活躍を予感させる作品を対象に選考し、決定します。
 選考方法は、まず全国報道機関のみなさん、作家、学者、文化人のかたがたにアンケートを出し、候補作品の推薦をいただきます。その後、財団を構成しているマスコミ11社の候補選定委員会がアンケート集計を参考に、候補作品を選定する作業を行い、その後、選考委員会で決定します。
 選考委員は、安部龍太郎、井上章一、後藤正治、辻原登、柳田邦男の5氏です。 
 司馬遼太郎賞の贈賞式は、菜の花忌の会場で行います。

賞品

正賞 懐中時計 副賞 賞金100万円

>これまでの受賞作品・受賞者

最新の受賞作品

第23回司馬遼太郎賞(2019年度)
林新、堀川惠子著『狼の義 新 犬養木堂伝』(KADOKAWA刊)

【贈賞理由】
西郷隆盛と犬養毅を魅惑的なエピソードのラインで結び、そこに「財閥王」と呼ばれた古島一雄という人物を、言わば狂言回として配することで、作品を堅固で重層的、ダイナミックなものにしている。
西南戦争から日中戦争に至る六十年余を見事、歴史小説化しているのも功績の一つである。ラストは魂魄に充ち、読み応え十分、真に司馬遼太郎賞に適しい作品である。

【林新氏略歴】
1957(昭和32)年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。NHK入局。93(平成5)年NHKスペシャル「ドキュメント太平洋戦争 第4集 責任なき戦場~ビルマ・インパール~」で第9回文化庁芸術作品賞、98年NHKスペシャル「家族の肖像」シリーズで第35回ギャラクシー賞大賞、2013年BSドキュメンタリーWAVE「原子力〝バックエンド〟最前線~イギリスから福島へ~」で第13回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム奨励賞(公共福祉部門)を受賞。主な制作番組としてNHKスペシャル「世紀を越えて」、「JAPANデビュー 天皇と憲法」など。16年NHKを退職。17年没。
『狼の義 新 犬養木堂伝』(KADOKAWA)は、林氏の没後、妻である堀川惠子氏が引き継いで執筆し完成させた。
【その他の著書】
『日本人と象徴天皇』(「NHKスペシャル」取材班著、2017年、新潮社)
『よみがえる熱球 プロ野球70年』(2005年、集英社)

【堀川惠子氏略歴】
1969(昭和44)年広島県生まれ。広島大学総合科学部卒業。広島テレビ放送に入社後、報道記者、ディレクターを兼務。2004(平成16)年に退社、フリーのドキュメンタリーディレクターを経てノンフィクション作家。
2010年『死刑の基準 「永山裁判」が遺したもの』(日本評論社)で第32回講談社ノンフィクション賞、11年『裁かれた命 死刑囚から届いた手紙』(講談社)で第10回新潮ドキュメント賞、14年『教誨師』(講談社)で第1回城山三郎賞、15年『原爆供養塔 忘れられた遺骨の70年』(文藝春秋)で第15回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、16年同作で第47回大宅壮一ノンフィクション賞、18年『戦禍に生きた演劇人たち』(講談社)で第23回AICT演劇評論賞を受賞。
【その他の著書】
『永山則夫 封印された鑑定記録』(2013年、岩波書店)
『チンチン電車と女学生 1945年8月6日・ヒロシマ』(小笠原信之共著、2005年、日本評論社)  など

これまでの受賞作品・受賞者開く

(敬称略)

  • 第22回(2018年度)
    朝井まかて著『悪玉伝』(KADOKAWA刊)
  • 第21回(2017年度)
    奥山俊宏著『秘密解除 ロッキード事件』(岩波書店刊)
  • 第20回(2016年度)
    葉室麟著『鬼神の如く 黒田叛臣伝』(新潮社刊)
  • 第19回(2015年度)
    飯嶋和一著『狗賓童子の島』(小学館刊)
  • 第18回(2014年度)
    伊集院静著 『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』(講談社刊)
  • 第17回(2013年度)
    沢木耕太郎著 『キャパの十字架』(文藝春秋刊)
  • 第16回(2012年度)
    赤坂真理著 『東京プリズン』(河出書房新社刊)
    片山杜秀著 『未完のファシズム 「持たざる国」日本の運命』(新潮社刊)
  • 第15回(2011年度)
    伊藤之雄著 『昭和天皇伝』(文藝春秋刊)
    辻原登著 『韃靼の馬』(日本経済新聞出版社刊)
  • 第14回(2010年度)
    楊海英著 『墓標なき草原 上下巻』(岩波書店刊)
  • 第13回(2009年度)
    宮本輝著 『骸骨ビルの庭 上下巻』(講談社刊)
  • 第12回(2008年度)
    原武史著 『昭和天皇』(岩波書店刊)
  • 第11回(2007年度)
    山室信一著 『憲法9条の思想水脈』(朝日新聞社刊)
  • 第10回(2006年度)
    浅田次郎著 『お腹召しませ』(中公論新社刊)
    長谷川毅著 『暗闘 スターリン、トルーマンと日本降伏』(中央公論新社刊)
  • 第9回(2005年度)
    北方謙三著 『水滸伝 全19巻』(集英社刊)
  • 第8回までは人とその業績に重点を置いていましたが、第9回からは作品を対象にしています。
  • 第8回(2004年度)
    松本健一
  • 第7回(2003年度)
    池澤夏樹
  • 第6回(2002年度)
    杉山正明
  • 第5回(2001年度)
    宮部みゆき
    山内昌之
  • 第4回(2000年度)
    関川夏央
    青森県教育庁「三内丸山遺跡」の発掘調査チーム
  • 第3回(1999年度)
    宮城谷昌光
    宮崎駿
  • 第2回(1998年度)
    塩野七生
  • 第1回(1997年度)
    立花隆