司馬遼太郎記念館

対話ノート

開館カレンダー

休館日

開館時間:10:00~17:00
(入館受付は16:30まで)

休館日:毎週月曜(祝日の場合は開館し翌日休館)、9/1~9/10、12/28~1/4

TEL:06-6726-3860

FAX:06-6726-3856

入館料:大人800円、高・中学生400円、小学生300円(20名以上の団体は入館料が2割引)

大書架に置かれているノートに書かれたメッセージの一部をご紹介します
(このページは毎月初めに更新、前月のメッセージを掲載しています)

2025年2月

 お昼からの「菜の花忌シンポジウム」に参加できることになったので、『空海の風景』について理解を深めたいと、記念館に立ち寄りました。いつもながら司馬先生の世界にひたり、文学の素晴らしさに思いを深めることが出来ました。昼からのイベントが楽しみです。
今日が先生のご命日とのことで、菜の花が通路にたくさんかざられてとてもきれいでした。このたくさんの本だながとてもきれいで、本が好きなので、とても感激しました。今回2回目ですが、やはり、この本だなに感動します。本にかこまれて幸せをかんじました。
 たくさんの菜の花に迎えられて来館しました。
 今までになく大勢の方々が大書架を見上げておられます。明日は司馬先生の御命日であり、本日は近くのホールで菜の花忌シンポジウムがあるからでしょうか。私もそのクチであります。
 司馬作品は、小説、紀行文、エッセイ、対話、鼎談、何度も読み返しても味わい、発見があります。
 先生と同じように、作品を世に送り出すことなど到底かないませんが、それらを読み続けることで血と肉とし、自己を確立させるとともに、作品を後世に伝えていくことは、学のない自分にもできるかな、と考えています。
 少し前まで本屋にあたりまえのように並んでいた作家の本が消えていくなか、司馬作品はまだまだ健在で、若い方々が手に取っている姿もみかけます。頼もしい限りです。
 記念館の運営は諸事大変と思いますが、末永く維持繁栄されることを願ってやみません。また、映画、ドラマ、コミック等さまざまなかたちで世に訴えつづけていかれたら、とも思います。
 司馬先生、みどり夫人のご冥福を改めて祈ります。
 そして、シンポジウムへ今から行ってまいります。
 菜の花忌にまた来ることができました。司馬先生の文学を今年はできるだけ読んでいきたいです。祖父と開館してまもない頃に来たこの記念館には、歴史好きだった祖父との思い出が当時のまま残っている気がいたします。
 たくさんの司馬先生の本をのこしてくれた祖父でした。仰ぎ見る書架に、2人で河内小阪の道をウロウロ歩いたあの日がふと思い浮かびます。
 本日もありがとうございました。また楽しみに伺います。
 歴史小説が大好きな台湾人です。
 初めて読んだ司馬先生の作品はもちろん、『台湾紀行』です。
 この島のゆくえ、未来案じてくださった先生には、感謝と尊敬の念しかありません。
 私は今、司馬先生の人生におけるターニングポイントと同じ、22歳です。今後どのような道に進むかは分かりませんが、日本、世界に貢献できる人物になりたいです。
 ずっとずっと、訪問したいと思っていた場所に来ることができました。
 母が大ファンで、母の影響で最初に手にしたのは『燃えよ剣』でした。
 まだまだ読めていない作品ばかりだと、あらためて思いました。1冊1冊読み進めていきたいです。
 菜の花忌の頃になると、駅からここまで菜の花がいっぱいで美しいですね。
 父の病気が良くなったら一緒にここに来ることを夢見ていました。
 残念ながら叶えることはできず、1ヶ月前には兄と16年飼っていた猫も父を追いかけていきました。父が司馬先生の作品が大好きで、父が持っていた先生の本を初めて拝読したのは『風塵抄二』でした。
 入ってすぐのディスプレイに置かれていたのに導かれた気持ちになりました。
先生の本の数を見て、背筋が伸びました。
普通の毎日の中に何をするのか、生きるのか、更に身が引き締まりました。どんな風に死ぬのかうれうよりも、毎日どうやって生きるのか、頑張ります。ありがとうございました。
 私は司馬さんのことがあまり分かっていなくて、どんな人生を送っていたかも分かりませんでしたが、ここにきて司馬さんがどんな方だったかを知ることができたと思います。
 母に「いいところにつれていってあげる」と言われてきたのがこの場所でした。私の母が司馬さんの作品が好きて、半年~1年ごとに記念館をおとずれていていました。自分も小さいころに来たことがあるらしいのですが、あまりおぼえていません。久しぶりにきて、(やはりきれいなところだな)と思いました。
 富山県から来ました。ずっと来たいと思っていたので、今回来られてよかったです。
 仕事や家庭でしんどい時、いつも司馬先生の本を読み、励まされています。
 インターネットもない時代、特に『街道をゆく』で感じますが、日本全国、世界様々な知識を蓄えられ、書籍として残されたことには、ただただ敬服するのみです。
 日々時代は変わりますが、根幹となる部分は変わらないと思うので、日本人とは何かということを問いかけ、生きていきたいと思います。ありがとうございました。
 初めて来ました。昔両親が来て、「本当にすばらしい場所だった」と言っていたので、やっと来る事が出来て本当に嬉しいです。
 約2年ぶり、2度目の訪問です。学生時代に司馬先生の作品を拝読し始めて、早10数年、その時々の心情、身分、社会的立場によって作品内の登場人物の心情や行動の受け取り方が変わってくるのが特徴的です。先生の作品は非常に細部の描写や、教科書には載らない人物にまで言及しており、一度目の中では消化が追いつきません。しかしながら、多方面での知識習得や、他作品も読むことで理解が深まっていくのも非常に面白いところです。まだまだ100%理解には至っておりませんが、より深い理解ができるよう、努めていきたい所存です。 
「二十一世紀に生きる君たちへ」を読んで、今を生きる私たちに必要な心がまえを知ることができました。あたりまえだけど、忘れがちなことで、20世紀を生きたすばらしい先人からの教えを日々意識したいです。