大書架に置かれているノートに書かれたメッセージの一部をご紹介します
(このページは毎月初めに更新、前月のメッセージを掲載しています)
2024年8月
初めて来ました。『峠』を読んでいて、ここに来て司馬さんの言葉を見て、すばらしいなと思いました。お母さんは司馬さんが生きている時に、もう生まれていたので、うらやましくなります。私も母も司馬さんの言葉に感動しました。ありがとう。あと、『峠』を最後まで読んで、また来たいです。
4年前にここに司馬さんの記念館があることを知り、ずっと訪れたいと思っていました。やっと念願が叶い、息子と訪れることができました。司馬さんのスケールの大きさに再度感動しました。母が大ファンで、本の話をよくしてくれました。94歳の今、連れてくることができないのは残念ですが、土産話ができるよう、しっかりと司馬さんを感じて帰りたいと思います。
『二十一世紀に生きる君たちへ』、今を大事に生きたいと思います。コミュニケーションが下手で、なかなか息子と思うことを話せませんが…。言葉を大事にしたいと思います。
幼き日に、父と来た記憶がよみがえりました。高校生の頃の愛読書は司馬遼太郎。そして今は、神奈川県で、世界史を教えています。
受験勉強で毎日辛いことやしんどいことがあって、逃げ出してしまいたいと思うことが何度もあります。でも司馬さんは、私の何倍もの努力をしているから、こんなに尊ばれているんだなと思いました。
母に連れられてきたのですが、とても良い勉強にもなり、私も頑張ろうと思いました。
はじめまして、司馬先生!
祖父の影響で先生を知りました。
記念館を訪れ、司馬先生の偉大さに驚きました。祖父から譲り受けた先生の作品を読んでまた来ます!
多くの書に囲まれて座っていると、本には不思議な力があるのかしら…と思えてしまいます。静けさを通りこしたところにある時間(とき)を感じないひととき。隣には大切な人がいます。明日からも精一杯生きていこうと思います。
22才の時に一度訪問し、約12年ぶりに伺いました。当時と今の日本、世界は大きく変わり、人々の生活も同様に変わりました。私も家族が出来、色々な出来事がありましたが、学生のときに読んだ司馬先生の本のおかげで、自分を見失うことなく過ごせていると思います。今後も、人生のヒントを頂きながら過ごしていきたいです。
滋賀県から電車を乗り継ぎ、訪れました。
現在、進路に悩む高校生生活を送っていますが、今回初めて司馬遼太郎記念館を訪問し、自分のやりたいことが何かをはっきり認識することができました。それは、この記念館でしか得ることができないパワーのおかげだと思います。
これから先、たくさんの壁にぶつかり、そして悩み、苦しむことになると思いますが、その時は今日この記念館を訪れて感じたことを思い出し、また歩みを進めます。
いつか、必ず、小説家となって、帰ってきたいです。
私の祖父が司馬先生の本をたくさん持っており、私も司馬先生の作品を読むようになりました。祖父が司馬先生の話をするときはとても楽しそうで私もその話を聞くことがとても好きです。今日は祖父と一緒にこの司馬遼太郎記念館に来ることができて本当によかったです。私の一生の思い出です。これからも司馬先生の作品を読み、祖父とたくさんの話をしていきたいです。このような記念館を造ってくださり、本当にありがとう。
やっと来ることが出来ました。11歳の歴史好きの息子と一緒です。
30年くらい前に読んだ『竜馬がゆく』、あまりに夢中になって仕事を休んで、泣きながら読んだ記憶があります。心の奥底をいつも突かれる感覚があります。しばらく忘れていた感覚を思い出しました。息子は奥のテーブルで何か一生懸命書いています。こういう場所があること、感謝です。