司馬遼太郎(しばりょうたろう)
1923(大正12)年、大阪市生まれ。
大阪外国語学校蒙古語部(のち大阪外大、現大阪大学外国語学部)卒業。
1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。
66 年(昭和41)の『竜馬がゆく』『国盗り物語』による菊池寛賞はじめ、多くの賞を受賞。
『坂の上の雲』『翔ぶが如く』『花神』『関ヶ原』『功名が辻』『峠』『菜の花の沖』といった小説、『街道をゆく』『この国のかたち』『風塵抄』などの紀行、エッセイ、対談などの作品多数。
司馬遼太郎作品年表(抄)文庫リスト
1959年~1969年
1959(昭和34)年 | 『梟の城』(講談社)、『大坂侍』(東方社) | |
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1960(昭和35)年 | 『梟の城』で第42回直木賞受賞。 『豚と薔薇』(東方社)、 『上方武士道』(中央公論社)、 『最後の伊賀者』(文藝春秋新社) |
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1961(昭和36)年 | 『果心居士の幻術』(新潮社)、 『風の武士』(講談社)、 『戦雲の夢』(講談社)、 『おお、大砲』(中央公論社) |
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1962(昭和37)年 | 『一夜官女』(東方社)、 『新説 宮本武蔵』(文藝春秋新社)、『風神の門』(新潮社) |
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1963(昭和38)年 | 『竜馬がゆく』(文藝春秋新社) | |
1964(昭和39)年 | 『燃えよ剣』(文藝春秋新社)、 『新選組血風録』(中央公論社)、 『鬼謀の人』(新潮社)、 『尻啖え孫市』(講談社) |
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1965(昭和40)年 | 『酔って候』(文藝春秋新社)、 『功名が辻』(文藝春秋新社)、 『城をとる話』(光文社)、 『国盗り物語』(新潮社) |
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1966(昭和41)年 | 『北斗の人』(講談社)、 『俄――浪華遊侠伝』(講談社)、 『関ヶ原』(新潮社) |
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1967(昭和42)年 | 『十一番目の志士』(文藝春秋)、 『殉死』(文藝春秋)、 『最後の将軍――徳川慶喜』(文藝春秋)、 『豊臣家の人々』(中央公論社) |
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1968(昭和43)年 | 『夏草の賦』(文藝春秋)、 『新史太閤記』(新潮社)、 『義経』(文藝春秋)、 『王城の護衛者』(講談社)、 『故郷忘じがたく候』(文藝春秋)、 『峠』(新潮社) |
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1969(昭和44)年 | 『坂の上の雲』(文藝春秋) 『妖怪』(講談社)、 『手掘り日本史』(毎日新聞社)、 『大盗禅師』(文藝春秋)、 『歴史と小説』(河出書房新社) |
1970年~1979年
1970(昭和45)年 | 『馬上少年過ぐ』(新潮社)、 『花の館』(中央公論社) |
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1971(昭和46)年 | 『世に棲む日日』(文藝春秋)、 『日本人を考える』(文藝春秋)、 『街道をゆく』(朝日新聞社) 『城塞』(新潮社) |
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1972(昭和47)年 | 『日本人と日本文化』(中央公論社)、 『花神』(新潮社) |
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1973(昭和48)年 | 『人間の集団について――ベトナムから考える』 (サンケイ新聞社出版局) 『歴史を考える』(文藝春秋)、『覇王の家』(新潮社) |
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1974(昭和49)年 | 『歴史の中の日本』(中央公論社)、 『歴史と視点――私の雑記帖』(新潮社) |
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1975(昭和50)年 | 『播磨灘物語』(講談社) 『余話として』(文藝春秋)、 『空海の風景』(中央公論社)、 『鬼灯――摂津守の叛乱』(中央公論社) 『翔ぶが如く』(文藝春秋) |
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1976(昭和51)年 | 『土地と日本人』(中央公論社)、 『空海の風景』で日本芸術院賞(文芸部門)恩賜賞受賞。 |
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1977(昭和52)年 | 『木曜島の夜会』(文藝春秋) | |
1978(昭和53)年 | 『対談 中国を考える』(文藝春秋)、 『日本人の内と外』(中央公論社)、 『西域をゆく』(潮出版社)、 『日本語と日本人』(読売新聞社) 『胡蝶の夢』(新潮社)、『古往今来』(日本書籍) |
1980年~1989年
1980(昭和55)年 | 『項羽と劉邦』(新潮社)、 『歴史の世界から』(中央公論社) |
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1981(昭和56)年 | 『ひとびとの跫音』(中央公論社) | |
1982(昭和57)年 | 『菜の花の沖』(文藝春秋) | |
1983(昭和58)年 | 『人間について』(平凡社) | |
1984(昭和59)年 | 『微光のなかの宇宙――私の美術観』 (中央公論社)、 『箱根の坂』(講談社)、 『ある運命について』(中央公論社) |
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1986(昭和61)年 | 『アメリカ素描』(読売新聞社)、 『ロシアについて――北方の原形』(文藝春秋) |
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1987(昭和62)年 | 『韃靼疾風録』(中央公論社) | |
1989(平成元)年 | 『「明治」という国家』(日本放送出版協会) |
1990年~1996年
1990(平成2)年 | 『この国のかたち』(文藝春秋) 『東と西』(朝日新聞社) |
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1991(平成3)年 | 『風塵抄』(中央公論社) 『春灯雑記』(朝日新聞社) 文化功労者に選ばれる。 |
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1992(平成4)年 | 『草原の記』(新潮社)、 『時代の風音』(ユー・ピー・ユー) |
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1993(平成5)年 | 『十六の話』(中央公論社) 文化勲章受章。 |
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1995(平成7)年 | 『九つの問答』(朝日新聞社) | ||
1996(平成8)年 | 2月12日、死去。 『国家・宗教・日本人』(講談社) |
1997年~2016年
1997(平成9)年 | 『日本人への遺言』(朝日新聞社) | |
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1998(平成10)年 | 『「昭和」という国家』(日本放送出版協会) | |
2000(平成12)年 | 『司馬遼太郎全講演』(朝日新聞社)、 『司馬遼太郎歴史歓談』(中央公論新社) |
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2001(平成13)年 | 『ペルシャの幻術師』(文春文庫)、 『以下、無用のことながら』(文藝春秋) |
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2003(平成15)年 | 『司馬遼太郎が考えたこと』(新潮社) 『二十一世紀に生きる君たちへ』(司馬遼太郎記念館) |
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『二十一世紀に生きる君たちへ』は1989 年に司馬遼太郎が小学6年生の教科書のために書いたエッセイです。 これは記念館の基調になっている文章でもあります。2003 年、司馬遼太郎の自筆原稿を載せた新しい形式の図録を作りました。記念館のみで販売しています。 |
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2005(平成17)年 | 『侍はこわい』(光文社文庫)、 『司馬遼太郎短篇全集』(文藝春秋) |
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2009(平成21)年 | 『花妖譚』(文春文庫) | |
2013(平成25)年 | 『竜馬がゆく』が電子書籍化 | |
2016(平成28)年 | 『ビジネスエリートの新論語』(文春新書) |