大書架に置かれているノートに書かれたメッセージの一部をご紹介します
(このページは毎月初めに更新、前月のメッセージを掲載しています)
2023年8月
人間、歴史、民族などに対する深い考察、未来への思いなど、改めて感銘を受けました。
自分も司馬先生の描いた歴史の一場面にいるような感覚にとらわれ、不思議な体験をすることができた。
またしばらくしたら再訪してみたい。
「二十一世紀に生きる君たちへ」しか読んだことがないですが、もっと読んでみたいと思いました。
書棚の存在感に圧倒されますし、それ自体が司馬先生の大きさを感じました。
大河ドラマ「花神」を見たあと、『世に棲む日日』の存在を知り、高杉晋作の生き方に共感を覚えて、今の私がいます。司馬先生のおかげで、豊かな生活を送れているように感じます。
ぜひ後世の若者にも、司馬作品を読んで欲しいです。
書斎、庭、蔵書、映像、そして展示の数々が司馬遼太郎の生きた証を残したいという熱意にあふれていました。
生きていれば100才、両親より10才ほど上の世代、本来ならば受け継いだものを次の世代に残してしかるべきなのでしょうが、自分が確たるものを築けているのか恥じ入るばかりです。
「22歳の自分への手紙」を書くように自分も残して伝えるものがあれば…。でもそんな時代に生まれて生きたわけでもなかったのだな…とも。
だだ、亡き父を語らったような感覚を持てました。歴史の大好きな文学青年のまま逝った父でしたから。
今日は静かな時間を過ごすことができて良かったです。
司馬さんの『街道をゆく』を読んでから、歴史、地誌の奥深さにうたれ、バイクに乗って色んな所をまわったりしてました。今は年なので街めぐりです。
若い頃読んだ司馬作品、還暦過ぎてもう一度読み返したいと思っています。
司馬さんへ 2023年8月6日現在、日本はまだ平和です。戦後78年たちました。まあ色々ありますけど、不戦。暴走なんかは抑えられてます。
姉も来たいと申しておりましたので、次回来る際は姉と来ようと思っています。
天井の坂本竜馬のお顔があり、本当にそう見えるので驚きました。
若者と呼ばれる私(大学生)が日本人というアイデンティティを持ちながら、いかにして生きるか、大学では井筒俊彦を研究していますが、司馬×井筒の対談なんかを読むと、自分はなんて無知なのだろうか、と思い知らされます。
温故知新、自身の発明の研究を深め、彼らに劣らない偉大な仕事を成し遂げたいと思います。
お盆ということで、一緒に来られなかった祖父tの思いを込めて。