司馬遼太郎記念館

対話ノート

開館カレンダー

休館日

開館時間:10:00~17:00
(入館受付は16:30まで)

休館日:毎週月曜(祝日の場合は開館し翌日休館)、9/1~9/10、12/28~1/4

TEL:06-6726-3860

FAX:06-6726-3856

入館料:大人500円、高・中学生300円、小学生200円(20名以上の団体は入館料が2割引)

大書架に置かれているノートに書かれたメッセージの一部をご紹介します
(このページは毎月初めに更新、前月のメッセージを掲載しています)

2022年4月

 私は大学3回生であり、歴史学科の学生です。高校の恩師からすすめられた『坂の上の雲』より、司馬先生の作品に感嘆し、歴史学への道を決めました。今、私は近現代史を専門に、戦前期について研究を始めた所です。いつか、私の研究が完遂した時、私はまた、ここを訪れたいです。
 今、先生が遺した「二十一世紀を生きる君たちへ」を拝読し、混沌とした世界情勢を先生が見た時、どう感じるのか、それを聞きに、またここを訪れようと思います。
 今日という日を忘れない。
 今の職場から、突然「もう会社に来ないで良い」と言われ、50歳が近づき、受験を控えた子供を抱えて、人生で初めての恐怖にさいなまれながら、日々を過ごしています。
 次の転職先も思うように見つけられず、焦りで精神的に追い詰められているある日、ここに来ました。
 司馬先生の本は、小学生の頃から大好きで、大人になった今も座右に置いています。どれほど励まされ、勇気を頂いたか、自分の人生にこれだけの影響を与えたものは、他にないかもしれません。
 こちらに来て、改めて著作と原稿を拝見して、あともう少しだけ頑張ろう、と思いました。自分の命をかけて、愛する家族を守るために。そして、次の世代に、少しでも良い世の中を残せるよう力を尽くすために。
 地方に住む心友のプレゼントを探しに久しぶりに訪れました。
 何度来てもこの空間に癒しと希望を頂いております。
 司馬先生の映像で ”歴史上の人物からたくさん励まされ勇気をもらった”との心境に改めて自分というものをを見つめなおす事が出来た気がします。自分も又、先生の存在や影響を受けた事、周りの人達の事、人に対しての自分、仕事で関わってる子供達への心遣いを考えてみようと思います。
 足を運ぶ友にも感謝です。
 夫が大好きな司馬先生の記念館に来ました。
 感動ばかりでした。
 先生の本を読み、生きるためのヒントをいくつももらい、今、こうして生きています。
 ありがとうございました。

 10数年ぶりでしょうか。妻を伴って訪れました。
 受験勉強もそこそこに、先生の本を読みあさっていたことを思い出します。一生かかっても読み切れないような蔵書に圧倒されています
 安藤建築を拝見しに本日は参りましたが、司馬さんの人生の空間も拝見させて頂き、とても光栄な機会になりました。
 21世紀に生きる私たちには、一体未来の為に何ができるのか、思いがけず考える機会を下さいました。ありがとうございます。
 社会人4年目になり、仕事、人間関係に悩み、ただ苦しいよと思う最近でしたが、ここに来て、自分に厳しく、他人に優しく、人の傷みのわかる訓練を、自分のできることを小さなことでもめげずに続けていこうと、心落ちつけて思うことができました。
 社会人のいそがしさを言い訳に読書から遠ざかっていましたが、これからの人生、沢山沢山、本を読んで、自己を確立していこうと思います。
 今日の出会いを、ありがとうございます。
 脳内に入り込んだかのような、不思議な空間。
 これまでほとんど本を読んでこなかった私の本棚には、一体何冊の資料が並んでいるのだろうか。
 司馬さんのことを、もっと知りたくなった。
 この一年、いや20歳でいる間の目標に、彼の本を読破することを決めた。
 目的は建物でしたが、本館を見ていく際に、司馬さん本人に興味が出てきました。
 「二十一世紀に生きる君たちへ」に書かれていることは人生の原点回帰を感じるものでした。
 大人になるうちに知識が増え、出来ることが増え、自分でなんでも出来る、と感じていた自分が恥ずかしく思うと同時に、元来の幼き自分の考えも少し戻った気がしました。
 未来のだれかもわからぬ人へのメッセージはしっかりと私に届きました。
 ずっと以前から訪れたいと思っていました。
 思っていた通りの素敵なたたずまい…。
 読んでいない著書もまだまだ沢山あります。
 コロナ禍で、ふと何年かぶりに手に取った司馬さんのご本…。これからまた豊穣な世界が広がって行きそうで、心が逸ります。
 中学生の時に『竜馬がゆく』『坂の上の雲』を読みつつ、大河ドラマで司馬作品に接しました。
 フィルムの中で先生は、戦争をおこしたことを「何とバカだ」とおっしゃっています。
 そして現在もおろかな戦争がおこなわれています。
 決して他人事ではありません。日本も関与しています。
 先生が御存命なら、なんとおっしゃるでしょう。
 中学生の時にたまたま古本屋でみつけた『城をとる話』を読んでから司馬さんの作品が好きになりました。『竜馬がゆく』『坂の上の雲』も好きですが、『この国のかたち』や講演録や対談集も大好きです。10代の半ばの大事な時期に司馬さんの多彩な作品群に出会えたことは、生涯の財産になると思います。司馬さんの作品は僕の視野を大きく広げてくれました。本を読む面白さも教えてくれました。本当に感謝しています。多作な司馬さんの作品を全て読むことはまだできていませんが、これからも時間をかけてゆっくり楽しませていただきたいと思います。
 最近は僕の影響で、妹も司馬さんの作品を読むようになりました。妹も僕がここに来たことをうらやむかもしれません(笑)。ここに来られてよかったです。職員の方にも丁寧に対応していただきありがとうございました。 (18歳)
 12年間勤めた部下が退職することになり、職場の皆で記念品を何か贈ることになりました。若手社員が当人に何が欲しいか尋ねたところ、上司である私が選んだ本が欲しいとのことでした。
 その大役に何日も悩みましたが、3人のお子さんを持つお母さんであることも踏まえ、司馬先生の『二十一世紀に生きる君たちへ』を贈ることに決め、その購入に来館しました。
 司馬先生が残された未来の灯が少しでも広がることを願ってます。
 ここには初めて訪問させて頂いたのですが、司馬さんのエネルギーを、少し垣間見ることができました。本が高々と連なっているこの記念館は、迫力があり、見ていて興奮しました。自分で考えることを大切にし、これからの人生を有意義に過ごせるよう努力したいと思いました。
 この文を書いている時、目に入る書物たちの荘厳さに気圧されました。1人の持っている量とは思えません。正直自分はこれらの良さというものがわかりませんが、本がたくさんある空間は心地いいと感じました。家にある司馬氏の本を1冊でも読破しようという気持ちが湧く、そんな雰囲気に包まれた場所です。
 このような皆に愛されているものが、遠く未来の日本でも親しまれていることを願っています。
 やっとまいりました。永年の夢だった司馬先生に会いにまいりました。東京から83歳のひとり旅です。
 安藤忠雄さんの建築が好きで来館しました。
 外観のコンクリート、湾曲はもちろんでしたが、内部へ入った時の開放感に息をのみました。また、大量の本や司馬さんの言葉を見て、司馬さんの生涯を肌で感じ、私たちの生き方を考えさせられる機会となりました。