大書架に置かれているノートに書かれたメッセージの一部をご紹介します
(このページは毎月初めに更新、前月のメッセージを掲載しています)
2022年4月
今、先生が遺した「二十一世紀を生きる君たちへ」を拝読し、混沌とした世界情勢を先生が見た時、どう感じるのか、それを聞きに、またここを訪れようと思います。
今日という日を忘れない。
次の転職先も思うように見つけられず、焦りで精神的に追い詰められているある日、ここに来ました。
司馬先生の本は、小学生の頃から大好きで、大人になった今も座右に置いています。どれほど励まされ、勇気を頂いたか、自分の人生にこれだけの影響を与えたものは、他にないかもしれません。
こちらに来て、改めて著作と原稿を拝見して、あともう少しだけ頑張ろう、と思いました。自分の命をかけて、愛する家族を守るために。そして、次の世代に、少しでも良い世の中を残せるよう力を尽くすために。
何度来てもこの空間に癒しと希望を頂いております。
司馬先生の映像で ”歴史上の人物からたくさん励まされ勇気をもらった”との心境に改めて自分というものをを見つめなおす事が出来た気がします。自分も又、先生の存在や影響を受けた事、周りの人達の事、人に対しての自分、仕事で関わってる子供達への心遣いを考えてみようと思います。
足を運ぶ友にも感謝です。
感動ばかりでした。
先生の本を読み、生きるためのヒントをいくつももらい、今、こうして生きています。
ありがとうございました。
10数年ぶりでしょうか。妻を伴って訪れました。
受験勉強もそこそこに、先生の本を読みあさっていたことを思い出します。一生かかっても読み切れないような蔵書に圧倒されています
21世紀に生きる私たちには、一体未来の為に何ができるのか、思いがけず考える機会を下さいました。ありがとうございます。
社会人4年目になり、仕事、人間関係に悩み、ただ苦しいよと思う最近でしたが、ここに来て、自分に厳しく、他人に優しく、人の傷みのわかる訓練を、自分のできることを小さなことでもめげずに続けていこうと、心落ちつけて思うことができました。
社会人のいそがしさを言い訳に読書から遠ざかっていましたが、これからの人生、沢山沢山、本を読んで、自己を確立していこうと思います。
今日の出会いを、ありがとうございます。
これまでほとんど本を読んでこなかった私の本棚には、一体何冊の資料が並んでいるのだろうか。
司馬さんのことを、もっと知りたくなった。
この一年、いや20歳でいる間の目標に、彼の本を読破することを決めた。
「二十一世紀に生きる君たちへ」に書かれていることは人生の原点回帰を感じるものでした。
大人になるうちに知識が増え、出来ることが増え、自分でなんでも出来る、と感じていた自分が恥ずかしく思うと同時に、元来の幼き自分の考えも少し戻った気がしました。
未来のだれかもわからぬ人へのメッセージはしっかりと私に届きました。
思っていた通りの素敵なたたずまい…。
読んでいない著書もまだまだ沢山あります。
コロナ禍で、ふと何年かぶりに手に取った司馬さんのご本…。これからまた豊穣な世界が広がって行きそうで、心が逸ります。
フィルムの中で先生は、戦争をおこしたことを「何とバカだ」とおっしゃっています。
そして現在もおろかな戦争がおこなわれています。
決して他人事ではありません。日本も関与しています。
先生が御存命なら、なんとおっしゃるでしょう。
最近は僕の影響で、妹も司馬さんの作品を読むようになりました。妹も僕がここに来たことをうらやむかもしれません(笑)。ここに来られてよかったです。職員の方にも丁寧に対応していただきありがとうございました。 (18歳)
その大役に何日も悩みましたが、3人のお子さんを持つお母さんであることも踏まえ、司馬先生の『二十一世紀に生きる君たちへ』を贈ることに決め、その購入に来館しました。
司馬先生が残された未来の灯が少しでも広がることを願ってます。
このような皆に愛されているものが、遠く未来の日本でも親しまれていることを願っています。
外観のコンクリート、湾曲はもちろんでしたが、内部へ入った時の開放感に息をのみました。また、大量の本や司馬さんの言葉を見て、司馬さんの生涯を肌で感じ、私たちの生き方を考えさせられる機会となりました。