第25回菜の花忌シンポジウム 東京・有楽町よみうりホールで開催(無観客)
第25回菜の花忌シンポジウムは、2022年2月12日(土)、東京・有楽町よみうりホールで開かれました。
新型コロナウイルスの感染急拡大の影響をうけ、第1部の第25回司馬遼太郎賞贈賞式と受賞スピーチ、フェローシップ発表は行わず、第2部のシンポジウムのみ無観客で開きました。
シンポジウムのタイトルは「『胡蝶の夢』―新型コロナ禍を考える」。
パネリストは国際日本文化研究センター教授の磯田道史氏、大阪大学名誉教授で大阪警察病院院長の澤芳樹氏、作家の澤田瞳子氏、漫画家の村上もとか氏、司会は元NHKアナウンサー、文化外国語専門学校長の古屋和雄氏。
幕末にオランダの軍医ポンぺに師事した松本良順、関寛斎、そして大阪で適塾を開いた緒方洪庵ら蘭方医を通して江戸身分社会を見据えた小説『胡蝶の夢』から、現代のコロナ禍を考えるというテーマで話し合われました。
今回の菜の花忌シンポジウムの詳細は
・記念館会誌『遼』83号(4月20日発行)
・「週刊朝日」(3月18日号)
・産経新聞(3月7日付朝刊)に掲載予定
・NHK Eテレで、4月16日(土)14時から放映予定です。