司馬遼太郎記念館

企画展

開館カレンダー

休館日

開館時間:10:00~17:00
(入館受付は16:30まで)

休館日:毎週月曜(祝日の場合は開館し翌日休館)、9/1~9/10、12/28~1/4

TEL:06-6726-3860

FAX:06-6726-3856

入館料:大人800円、高・中学生400円、小学生300円(20名以上の団体は入館料が2割引)

企画展「作家の道へ―司馬遼太郎と「近代説話」」



前回の企画展「司馬遼太郎の視点」につづいて生誕100年パートⅡというイメージで、今回は、新聞記者時代の本名から作家・司馬遼太郎へ移っていく時代に焦点をあてます。

司馬遼太郎は「ペルシャの幻術師」で講談倶楽部賞を受賞したあと、作家・寺内大吉氏とともにユニークな同人雑誌「近代説話」を発足させました。
「近代説話」は、司馬遼太郎のほかに、寺内大吉、黒岩重吾、伊藤桂一、永井路子、清水正二郎(胡桃沢耕史)の各氏ら直木賞作家を多く輩出したことでも知られます。

企画展ではこの時代の司馬作品がどのようなものだったのか、同人作家、「近代説話」の創刊を支援された今東光、海音寺潮五郎、源氏鶏太、藤澤桓夫の各氏らとのかかわりも交えて、司馬遼太郎誕生のころの雰囲気を伝えられたら、と考えています。

開催期間 2023年5月16日(火)~2024年2月18日(日)
場所 司馬遼太郎記念館 地下展示場

主な展示品
・本名の福田定一名で短編小説「わが生涯は夜光貝の光と共に」を発表した宗教雑誌「ブディスト・マガジン」創刊号 初公開
・上村洋行館長に贈った自筆画「一枚の絵」
・短編小説「戈壁(ゴビ)の匈(きょう)奴(ど)」が掲載された「近代説話」第1号
・今東光氏追悼のために書かれた自筆原稿「昭和三十年前後」 初公開
・「梟の城」を執筆した頃をふりかえった自筆原稿「はじめての長篇『梟の城』」 初公開
など。

【地下ホール】
企画展に関連して、「司馬遼太郎の世界 忍者・幻術編」(約13分)を、毎時00分に上映します。

これまでの企画展開く