「司馬遼太郎が伝えた色紙のメッセージ」展
今回の企画展は、司馬遼太郎が書いた（描いた）色紙がテーマです。
『竜馬がゆく』『胡蝶の夢』『空海の風景』などの作品に関連した一節、気に入った言葉などを文字、あるいは絵で表現した色紙・和紙など32点を展示します。
展示する色紙は、記念館に寄贈されたり寄託されたりしたものです。色紙というより、大判の色紙、和紙、包装紙など自由な材質をつかったものもあり、バラエティに富んでいます。
今回が初公開のものが多く、色紙に込められた司馬遼太郎の「伝えた気持ち」「考えたこと」を感じとってくだされば、と願っての展示です。
【展示方法】
壁面には、縦約２メートル、幅約50センチメートルの木製パネルを10枚設置し、9点の色紙を取り付けています。各パネルには色紙に関連した司馬作品のあらすじと文庫本の表紙、色紙の内容についての解説文を掲示しています。
また、司馬遼太郎が、作家としての出発を決意する時期に描いた「1枚の絵」も展示しています。
床面には、色紙をはじめ、大型の和紙、包装紙などに書かれた（描かれた）もの、大小22点を展示しています。司馬遼太郎本人の文章のほか、『梁塵秘抄』、『万葉集』、『山家集』、『論語』、禅語などから題材をとっている色紙があります。
【開催期間】2012年5月29日(火)～2012年10月28日(日)
これまでの企画展開く
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