『新選組血風録』展
幕末の動乱期、局中法度という厳しい規律の組織に生きた新選組隊士それぞれに焦点をあてる短編集『新選組血風録』(角川文庫、中公文庫)の世界をとりあげます。
横8m、縦2mの壁面には、彼らの活動した幕末京都の地図や「物語年表」を掲示し、作品で描かれている出来事が、いつどこで起きたのか、分かりやすく表現します。
4月からNHK BSプレミアムで放送されたBS時代劇「新選組血風録」の撮影で使われた「誠」の隊旗、近藤勇役の宅間孝行さんが手にした虎徹などの小道具も展示。ドラマの世界も楽しめます。
【主な展示品】
・初版本(単行本、文庫)
・初出掲載誌(「小説中央公論」)
・自筆原稿「奇妙さ」(新選組に関するエッセイ)
・司馬遼太郎が執筆にあたって参考にした元治元(1864)年の京都市街地図
・BS時代劇の小道具類
近藤勇佩刀「虎徹」
土方歳三佩刀「兼定」
沖田総司佩刀「菊一文字」
新選組隊服
新選組隊旗
大札(新選組屯所に掲げた表札)
局中法度(新選組の隊規) など
【開催期間】2011年5月31日(火)~年10月30日(日)
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